リサーチ

天然着色料"に注目
世界大手菓子メーカー(株)キャドバリー; 2008年末までに人工着色料を除去

2008年4月14日、(株)キャドバリーは人工着色料が問題行動を起こす影響があるという懸念に対して、自社の菓子製品からすべての人工着色料を今年の末までに除去することを発表した。

世界大手菓子メーカーである(株)キャドバリーの大きな一歩は、消費者の安全を確保するために他の会社にも拍車をかけることになるだろう。
昨年、イギリスのサウサンプトン研究が食品着色料と子供の多動症との関連を発表して以来、世界のメディアに大きく注目されている。

先週、英国食品基準庁(FSA)が大規模な改善によって国民の自発的な添加物除去を押し進めることを決定し、一方欧州食品安全局(EFSA)に禁止を実施するよう忠告した後、添加物の議論が一層、激しくなった。

"菓子部門への圧力" 

サウサンプトン研究によって多動に関連づけられた6つの色はtartrazine (E102), quinoline yellow (E104), sunset yellow (E110), carmoisine (E122), ponceau 4R (E124), allura red (E129) である。

FSAの結論で直ちに禁止することはないが、食品業界全体に改善を考慮する気運が強まることであろう。
より健康な、より安全な食品の実現を目標に食品委員会は、英国で手に入る、6つの色をまだ含んでいる1000以上の製品をウェッブサイトに載せた。
これらの製品の大多数は製菓部門のもので、その製品は主として子供向けであり、製菓会社を特に精査することになる。

既に前例として(株)Nestleは、すでに2005年の夏、自社の菓子類からすべての人工着色料を除去することを発表している。
その後(株)ネスレのラントリー製品売上高は9%の増加が報告された。このことは消費者間での食に対する安全性の評価の高さを示している。